2017年12月14日木曜日

観葉植物モンステラの実

以前にクワズイモの「仏炎苞」について書いた。
「仏炎苞」の美しい花として園芸栽培されている植物にアンスリウムやカラーがある。
観葉植物のモンステラにもすばらしい「仏炎苞」が咲く。沖縄ではモンステラは露地でぐんぐん成長する、道路脇の植え込みなどに植えると伸びすぎて、たびたび切り捨てなければいけないほどになる。

先日公園脇の植え込みでこのモンステラの「仏炎苞」を見た、ひときわしっかりした大きな物である。

クリーム色の「仏炎苞」咲き始めはこの色が
数日で濃紫に変色し枯れ落ちる。

咲いているときは中心の「肉穂花序」もクリーム色だったのが日がたつと緑色になる。
この果実が熟すると上品な不思議な味覚になるのだという。

30年以上前から「食べられる果物(?)」と云うことは聞いていたが、まだ味わったことがなかった。(モンステラマニアと云う人のブログに詳しく載っています)
そこで、今回この果実を道路脇の植え込みからちょっと2~3個失敬してきた。
そのブログに美味しいことや注意点などがあり、未熟果を食べると酷いことになる。と云うのです。

3週間ほど室温に置いて見ると一部が黒く変色し、かび臭くなっている食べ頃には果物独特の良い香りがすると云うが、これはカビが生えて腐敗し始めたのだろうか、トウモロコシの粒々の一部が食べられるとしても、ちょっと食べる気がしない。そのままゴミ箱に捨ててしまった。

「幻のトロピカルフルーツ」市販されていなし周りの友人にこの話をしても、まだ誰もこれを食べたいう人はいないし、モンステラに花が咲くとか実がなると云うことすら知らないのである。
また今年も幻のままである。









2017年12月8日金曜日

目のクマの本当の原因と理由その解消法

 目のクマの本当の原因、その解消法

ヤフー知恵ノートにアップして5年近くで50万回以上アクセスがあります。

「目のクマ」で悩んでいる人達が大勢います。ドライアイで悩んでいる人たちより遥かに多いと思います、目のクマとドライアイとは根本の原因は同じことなのです。

すなわち「眼輪筋の動きの悪さ」が始まりなのです。


「目のクマ」の原因を探すとすぐに「血行不良」と「目の周りの皮膚の薄さ」であることが分かります。

ところが、なぜ「血行不良」に陥るかで、正しいことを言っているネット上の相談室や医療相談などはどこにもありません。

「血行不良」の原因は眼輪筋の動きの悪さです。(麻痺性兎眼のように)

なぜなら誰も(小児科医、皮膚科医、眼科医、美容外科医いわゆる目クマについて専門家と思っている医師を含めて)そのことに、気がついてないからです。

以下少し詳しく説明します。


 眼輪筋の動きの悪い症例 YouTubeの画像ですご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=JYVfOydaUwc
ビデオに撮って詳しく見ないと眼輪筋の動きの悪さは気がつきません。

「血行不良」(「まぶたの血液循環不全」「まぶたの鬱血」「漢方で言う瘀血」なども同じ意味です)
 に陥る最大の原因は、眼輪筋が正しく理想的に動いていないからです。

筋肉はすべて、正しく収縮や伸展を繰り返すと 、筋肉内部に巡っている毛細血管内の血液が「筋肉の圧力で静脈側に積極的に押し出され血液循環を助けます」
動きの悪い筋肉では、この働きが正常に働かず、「静脈血の鬱血」が起きるのです。

「足腰の筋肉は第2の心臓」ということを聞いたことがありますか?
すべての筋肉は、上記のような収縮と伸展を繰り返すことによって、血液循環を助けているのです。

目の周りの眼輪筋や、その他の小さな筋肉もすべて同じです。
目の周りは、皮膚や皮下の結合組織が薄く皮下脂肪もほとんどありません、そのために鬱血がその他の部位より目立つのです。


睡眠不足はただ単に、「いつものクマをさらに目立たせている」火に油を注いでいるようなものなのです! 


血液が筋肉内の毛細血管に鬱血して、始めのうちは「青いクマ」その後、赤血球が毛細血管から漏れ出して組織中で壊れるから、打撲後の「あざのような茶色いクマ」になり、皮下の色素沈着へと進みます、さらに濃く積もり積もると「黒いクマ」に変化するのです。

目が良くかゆくて充血する「アレルギー性結膜炎」で子供の時から目をこする癖があるからクマの上に「色素沈着」を起こしている、といわれていることが多いと思いますが、それも違います。
ドライアイの症状の1つに「角結膜刺激症状」があります、これをろくろく調べもせずに「子供のドライアイをアレルギー性結膜炎」と診断しているのです。
これも元々は眼輪筋の動きの悪さによる血行不良が始まりなのです。
「目をこする癖」はクマが色素沈着になる原因の1/10(十分の1)しかないのです。

クマの原因はいろいろある(青クマ、茶クマ、黒クマ、影クマ代表的のこの4つ解決策も別々)と云っている、有名な美容外科があります。
はっきり言って嘘です。クマの原因は、すべて上記の筋肉の動きが悪いことによる血行不良です。

「目の周りを温める」も間違いではありません、一時的に血管が拡張しますがすぐに元に戻ります。筋トレ+温める、あくまでも「温める」はおまけです、温めるだけでは解消しません。

6才のクマです。今時の子供は6才でも、この様な濃い茶色のクマがあるのです、3才位のクマはもっと赤ぽいのです!
始まりはすべて眼輪筋の筋力低下です。

動かない筋肉は発達しない!


このノートに対する質問に「3才の子供の眼輪筋に退化が来る理由は何なのだ?」というのです。私は退化とは言っていません「正しい筋肉の動きがないので(筋肉が)正常に発達(発育)していない」のです。
成長期の若者でも「筋肉は動かさないと萎縮します」骨折した足にギブスを巻いて、1ヶ月歩かないと、その足は見る影もなく筋肉が萎縮して細くなります。
健康であるはずの子供の顔の筋肉が、現代人は元々動きが悪いのです。

口呼吸、いつも口をあんぐり開けたぽかんとしたしまりのない顔、いつも眉を引き上げて目を 見開いている様な顔つき、テレビに見入っている顔を横で見ると、まばたきをしないでジーと 熱中している、生まれつき全身の筋肉が弱いのです。
「猫背」背中の筋肉が弱いので背骨が円くなっているのです。
単にそれが「顔の筋肉にも出ている」のです。

軟らかい鉛筆が主流・・・・テレビで見た鉛筆の話


先日、所ジョージの番組で鉛筆の話を見ました。
今の子供達は2Bが普通で、HBと云う鉛筆は既に無くなっているに等しいというのです。
昔(私、昭和18年生まれが子供の頃)はHB が標準で、図画のスケッチなどで3B 4Bを使い精密な作図なら2H なども使いました。
今の子どもたちの両親の年代が30~40歳ころから小学校が2Bを指定し始めたようです。
そこから、筆圧の弱さ、ひいては全身の筋力不足について、とても良くまとめられた番組でした。
HBでは筆圧の弱い子供たちの答案の文字が担任の先生方が読めないのだそうです。
その後、この話を親しい学校の先生にしたら「2Bどころか4B、6Bですよ力がないのですよ」と言うことを聞いてびっくりと言うより、あきれて仕舞いました。
全身の筋力未発達の部分症です。


 猫背(医学用語では円背と云います)も脊柱のインナーマッスルの弱さです。


現代っ子の顔の筋肉の弱さは、実は全身の筋肉の未発達、発育不全の部分症なのです。腹筋や背筋が弱く猫背の子供が増えています、お母さんが側で口うるさく姿勢を注意しても治りません、背筋の筋トレが必要です。

※しかし、ヒトという生物は現在でも進化しています。進化論でいうと進化と云うことは、「退化」も進化の1つなのです。現代人は耳を動かすことは出来ません、進化することで耳を動かす必要性が無くなりそのための筋肉が退化しているのです。

解決策「眼輪筋の筋トレ」以外根治療法はないのです。

以下のYouTube動画を参考に


目のたるみ、上瞼の垂れ下がり、目の下のシワ、ドライアイすべてが同じ原因です。

ただし、即効性はありませんよ、毎日毎日、地道に努力して何ヶ月かするといつの間にか徐々に徐々に良くなるのです。

皮膚の色素沈着は通販や化粧品メーカーが売り出している「ハイドロキノンやビタミンCクリーム」の配合されたものを使い、薄くなるのを待ちましょう。
色素沈着は簡単には消えません。長い時間が必要です。

一気にレーザーなどで色素沈着を解消しても、中からにじみ出る赤血球の色素は再び皮膚に出て来ますよ。

※この「眼輪筋の筋トレ」で治るのはあくまでも全身の循環不全のない人についてです。
例えば「心室中隔欠損」「大動脈弁閉鎖不全」「肺高血圧症」その他心臓の弁膜の病気や、血行不全の起きる諸々の基礎疾患がある場合は、此処に書いてある「筋トレ」では治りません。
これらの病気のある方は、クマだけではなく「唇やその他顔全体が鬱血したような色調」になります。(あまりにも当然のことだと思っていちいち書かなかったのですが・・・・・)

1~2ヶ月では治りませんよ!根気のいるリハビリです。


「ここで見て1,2回試したのですがまったく効果が無いので諦めました」というのです。

!!!!ああーなんと言うことだろう、!!!
貴女はトレーニングジムで筋トレをやったら、2日で筋肉むきむきになりますか?
エアロビクスが良いからと、1日やって即、腹筋が割れますか?
常識を疑いました。
回数にしても少なすぎれば効果は出ない、しかしやり過ぎて壊れるところはありません。
常識的に考えて朝晩20回位を多少のバリエーションを持って実行してください。


2017年11月21日火曜日

台風が過ぎた後涼しくなった。

11月も下旬になると沖縄もやっと涼しくなってきた。
昨日今日は朝の気温が19℃と20℃をやっと下回り、起き抜けに思わず「寒い!」と声が出る。
真夏日の夜はうんざりするほどの暑さだったのが、今はウオーキングにはもってこいの季節である。

先月の10月28日に直撃した台風の被害、我が家では何事もなかったが、近くの小公園でガジュマルのそこそこ大きな木が根こそぎ倒れた。
杉や檜と違い熱帯雨林の木の多くは、直根がなく地表を這うようにして広がる根が木を支えているらしい。都会の小公園などでは充分な根の広がりが足りなくてバリと引き剥がしたような倒れ方である。写真で見えるように幹に対して真っすぐ伸びる直根がないことがわかる。

別の公園でも直径15cmくらいの枝がボキボキ折れていた。

予定されていた色々なイベントが全部中止になり、観光客は飛行場で足止め、久しぶりに直撃した台風に日本中が振り回された。























2017年10月28日土曜日

沖縄はもう真夏日です。
そろそろ梅雨入りのはずですが、まだ今日の所夏空です。
沖縄の梅雨は気温が高くじめじめしているので、私は子供の頃からこの時期が苦手で、カッパを着て登校すると下着はびっしょり汗まみれ、あまり良い思い出がありません。

3月の晴れた日にトレッキングをしました。
昨年の3月から腰痛改善のためのウオーキングを当初7000歩を目標にやっていたが、7000歩は朝夕2回にわけて行わないと達成されません、早朝ウオーキングは70才を超えた人がやると突然死の最大の原因なので止めるべきとの、周りの忠告に従って、朝は止めることにした。

そのため、診療終了後、すぐに晩飯を取り30分から1時間小休止、その後4000~5000歩に目標を下げた。

体重は67kg身長165cm血圧145/90mmHg とやや肥満気味で高血圧の予備軍、いや厳密に言えば既に「軽症高血圧」の部類に入っていた。
(最も高いときには170/100mmHgこれは1日で解消したが )

腰痛を改善する以外に適度な運動が高血圧にも良いことは解っているのだが、私の高血圧は「日本酒の飲み過ぎ」にあると重々自覚しているので、この際、
①適度な運動すなわちウオーキング
②禁酒に近い節酒
③食生活の見直し
を本格的にやることにした。

①毎日5000歩(家の中で歩くだけでも1000歩あるので合計で5000で良いことにする)
②毎日の晩酌は止めて、月に3~4回の飲み会は自由にする。
③食事は食べる量や食材は好きなようにするが、夕方7時以降(8時まではOK)は食べない。
この3点を守ることにする。

古い内科開業の友人達は「もうその年でジタバタしても無駄ですよ、諦めて薬を飲みなさい。その方が長生きできるよ。お酒も飲めるよ。」と70歳過ぎの高血圧には薬しかないといわれている。




クワズイモの仏炎苞
浦添大公園という結構自然の残された公園をトレッキング(単なる散歩ですけど)する。
クワズイモ沖縄ではこれは畑にとっては「強害雑草」なのである、根こそぎ取り出して根茎を切り刻んでもその1個1個から又芽が出るのである。
しかも葉や葉柄を傷つけるとその樹液が皮膚についたらひどくかぶれるのである。

仏炎苞といえば有名なものに「尾瀬の水芭蕉」がある、同じサトイモ科の植物なのにこちらは誰も見向きもしない。
(この項目は2016年4月頃書きかけて本日2017年10月28日書き終わり)




しばらく(1年以上)書き込むことを忘れていました。
久しぶりに書き込みます。

今年の沖縄は例年以上に暑い日が続き、真夏日が40日以上も続くという夏がやっと過ぎました。
それでも10月に入ってからも真夏日が10日以上も続き「今年はいつもより暑いよね」が毎日の挨拶になっていました。
台風21号が過ぎたあと、やっと朝夕の気温が23℃と涼しくなってきました。

四季の変化に乏しいといわれる沖縄でも10月に入ると(昼間の気温は30度を超えていても)流石に屋外のプールでは寒くて老体では泳ぐことが出来ません、屋内の温水プールで泳ぎます。早朝のウオーキングは突然死の確率が高くなるというので朝の運動は止めにして、夕方だけ歩くようにした。歩いた後300メートルほど泳ぐという全身の運動を心がけた。

2年ほど前から血圧が170/100mmHgと完璧な高血圧(朝起き抜けにときだけ)になり、この解消のために禁酒とウオーキング、更には夕食を7時までに食べ終わるという、徹底した生活改善を図った。数ヶ月で血圧は朝の起き抜け時に120/80mmHgと解消した、体重も67kgになっていたがこれも63kgと改善した。

今の時期、公園などを歩いていると秋を感じるちょっとした物に出会える。

              「リュウキュウハゼノキの紅葉」
和ろうそくの原料として昔全国に広がったリュウキュウハゼなのだが和ろうそくが衰退した現在山野に自生している。沖縄ではもともと山中に散在していた、うっかり触ると皮膚がひどくかぶれるので嫌われている。
沖縄では8月をすぎるとこのようにちょっとずつ紅葉になる、九州以北では一気に真っ赤な紅葉になるのだが気温の高い沖縄では「見事な真っ赤な紅葉」はほとんど見られない。

「方言名サンニン 和名(月桃)ゲットウの実」
4月頃花を咲かせたサンニンが落花後実をつけ緑の実が9月頃からこのように赤い色に熟れ始めます。
ゲットウという和名は台湾での現地名で漢字の読みから、だという。大東島や小笠原ではソウカというらしい。

サンニンという方言名の由来は漢方薬の「砂仁シャジン」が変化したものだという。
この実の中に米粒の半分くらいサイズの黒い種があり、これが煎じると体に良いと最近この種だけを販売している所もある。