2017年10月28日土曜日

沖縄はもう真夏日です。
そろそろ梅雨入りのはずですが、まだ今日の所夏空です。
沖縄の梅雨は気温が高くじめじめしているので、私は子供の頃からこの時期が苦手で、カッパを着て登校すると下着はびっしょり汗まみれ、あまり良い思い出がありません。

3月の晴れた日にトレッキングをしました。
昨年の3月から腰痛改善のためのウオーキングを当初7000歩を目標にやっていたが、7000歩は朝夕2回にわけて行わないと達成されません、早朝ウオーキングは70才を超えた人がやると突然死の最大の原因なので止めるべきとの、周りの忠告に従って、朝は止めることにした。

そのため、診療終了後、すぐに晩飯を取り30分から1時間小休止、その後4000~5000歩に目標を下げた。

体重は67kg身長165cm血圧145/90mmHg とやや肥満気味で高血圧の予備軍、いや厳密に言えば既に「軽症高血圧」の部類に入っていた。
(最も高いときには170/100mmHgこれは1日で解消したが )

腰痛を改善する以外に適度な運動が高血圧にも良いことは解っているのだが、私の高血圧は「日本酒の飲み過ぎ」にあると重々自覚しているので、この際、
①適度な運動すなわちウオーキング
②禁酒に近い節酒
③食生活の見直し
を本格的にやることにした。

①毎日5000歩(家の中で歩くだけでも1000歩あるので合計で5000で良いことにする)
②毎日の晩酌は止めて、月に3~4回の飲み会は自由にする。
③食事は食べる量や食材は好きなようにするが、夕方7時以降(8時まではOK)は食べない。
この3点を守ることにする。

古い内科開業の友人達は「もうその年でジタバタしても無駄ですよ、諦めて薬を飲みなさい。その方が長生きできるよ。お酒も飲めるよ。」と70歳過ぎの高血圧には薬しかないといわれている。




クワズイモの仏炎苞
浦添大公園という結構自然の残された公園をトレッキング(単なる散歩ですけど)する。
クワズイモ沖縄ではこれは畑にとっては「強害雑草」なのである、根こそぎ取り出して根茎を切り刻んでもその1個1個から又芽が出るのである。
しかも葉や葉柄を傷つけるとその樹液が皮膚についたらひどくかぶれるのである。

仏炎苞といえば有名なものに「尾瀬の水芭蕉」がある、同じサトイモ科の植物なのにこちらは誰も見向きもしない。
(この項目は2016年4月頃書きかけて本日2017年10月28日書き終わり)




しばらく(1年以上)書き込むことを忘れていました。
久しぶりに書き込みます。

今年の沖縄は例年以上に暑い日が続き、真夏日が40日以上も続くという夏がやっと過ぎました。
それでも10月に入ってからも真夏日が10日以上も続き「今年はいつもより暑いよね」が毎日の挨拶になっていました。
台風21号が過ぎたあと、やっと朝夕の気温が23℃と涼しくなってきました。

四季の変化に乏しいといわれる沖縄でも10月に入ると(昼間の気温は30度を超えていても)流石に屋外のプールでは寒くて老体では泳ぐことが出来ません、屋内の温水プールで泳ぎます。早朝のウオーキングは突然死の確率が高くなるというので朝の運動は止めにして、夕方だけ歩くようにした。歩いた後300メートルほど泳ぐという全身の運動を心がけた。

2年ほど前から血圧が170/100mmHgと完璧な高血圧(朝起き抜けにときだけ)になり、この解消のために禁酒とウオーキング、更には夕食を7時までに食べ終わるという、徹底した生活改善を図った。数ヶ月で血圧は朝の起き抜け時に120/80mmHgと解消した、体重も67kgになっていたがこれも63kgと改善した。

今の時期、公園などを歩いていると秋を感じるちょっとした物に出会える。

              「リュウキュウハゼノキの紅葉」
和ろうそくの原料として昔全国に広がったリュウキュウハゼなのだが和ろうそくが衰退した現在山野に自生している。沖縄ではもともと山中に散在していた、うっかり触ると皮膚がひどくかぶれるので嫌われている。
沖縄では8月をすぎるとこのようにちょっとずつ紅葉になる、九州以北では一気に真っ赤な紅葉になるのだが気温の高い沖縄では「見事な真っ赤な紅葉」はほとんど見られない。

「方言名サンニン 和名(月桃)ゲットウの実」
4月頃花を咲かせたサンニンが落花後実をつけ緑の実が9月頃からこのように赤い色に熟れ始めます。
ゲットウという和名は台湾での現地名で漢字の読みから、だという。大東島や小笠原ではソウカというらしい。

サンニンという方言名の由来は漢方薬の「砂仁シャジン」が変化したものだという。
この実の中に米粒の半分くらいサイズの黒い種があり、これが煎じると体に良いと最近この種だけを販売している所もある。