2023年4月21日金曜日

ゴイサギの採餌行動を見た

 ほぼ毎日のようにウオーキングをしている近くの奥武山運動公園(プロ野球の公式戦のセルラースタジアムがある)の中にテニスコート6面分位の小さな池がある、最近から池の中に小魚やコイ、カメが増えてきた。 おそらく人為的に誰かが捨てたものだと思われる。 小魚はテラピアで池の中で増え続けているのだろう、コイは緋鯉を含め7~8尾30㎝位の結構大きな物、カメはミシシッピーアカミミガメと別の種類が合わせて6匹ほどいる。 池の周りの一方は木が生い茂っている。
池の周りにシラサギがジーと小魚を狙ってたたずんでいるのをよく見かける。 最近シラサギを見かけなくなったと思ったら交代でゴイサギを見かけるようになった。 シラサギやゴイサギのエサ取りの瞬間を見ようと思っても、彼らは30分以上もジーとして動かないことが多くその様子を見るにはよほどのバードウオッチャーでもない限り退屈で長時間見ることは無理である。 ある日、池の魚にパンくずを投げ入れてみると小魚が群がり餌を取り合っている、この魚が群がる音にゴイサギが気づいて魚を捕りにやってきた。 小魚やコイやカメに餌をやるだけでも面白い、そのうえ、さらに集まってきたテラピアを一瞬のうちにとらえて飲み込むゴイサギの様子に興味を持って見る。 数日続けるうちにこのゴイサギ君私の姿を見ると林の中の定位置からふわーと魚たちの集まるところに飛んでくるようになった。
今まで私はバードウォッチングは珍しい絶滅危惧種がわたってきたと新聞などに出ると、例えばクロツラヘラサギが来ていると聞くと興味を持って見に行く程度で趣味というほどではなかった。 しかし、このゴイサギ君の行動を見ていると急にこのゴイサギ君と仲良くなった気になった。 それでウオーキングの時に必ず食パンを半斤持参して魚にエサやりをし、その魚を捕まえるゴイサギをしばらく見るのが楽しみになった。 (この文章は昨年6月ごろ書きかけて忘れかけていた写真など添付して公開します)